病気とEDの関係

■こんな病気があるとEDも起きやすい。
糖尿病の人がEDになりやすいのはよく知られていますが、EDを招きやすい病気は他にも色々有ります。意外なところにEDの原因がある人もいるかもしれません。

 

■高血圧、高脂血症、心臓病の人はEDを合併しやすい。
EDの原因となる病気は、糖尿病以外にも色々とあります。たとえば、動脈硬化を進行させる病気は、海綿体に血液を送り込む血管を障害することでEDの原因となります。
その代表的な病気が、高血圧や高脂血症です。いずれも動脈硬化を進行させる重大な要因であり、EDの下地を作ることになります。また、すでに狭心症などの心臓病がある人は、心臓の冠動脈だけではなく、全身の血管に動脈硬化が進行していると考えられます。
動脈硬化が進行すると、海綿体への血液の流入がうまくいかなくなることで、ペニスが勃起しにくくなります。EDは高齢になるほど多くなりますが、高齢になるほど動脈硬化が進行することが、その大きな理由で有ると考えられています。

 

■肝機能、腎機能が低下して、体力が落ちると勃起も難しい。
肝機能障害や腎機能障害もEDの原因になります。
k路エラの病気は消耗性疾患なので、全身の体力が低下する事で、勃起機能にも影響が現れてくるのです。
また、慢性腎不全となり、人工透析を受けている患者さんのうち、50〜80%にEDが見られるというデータがあります。人工透析を受けている患者さんたちには、男性ホルモンの低下、プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)や女性ホルモンの上昇など、内分泌液の異常が多いほか、血管障害や神経障害が起こりやすい事が原因と考えられています。

 

■うつ病があると性的興奮がしにくくなる。
うつ病もEDと深い関係にあります。ペニスが発起するためには、まず大脳が性的に興奮する必要がありますが、うつ病になると大脳が興奮しにくくなります。
その為、たとえ勃起神経や血管に異常がなくても、勃起が起こらなくなってしまうことがあります。

 

■アメリカでの中高年男性の調査報告
アメリカのマサチューセッツ州では、MMASという大規模な調査研究が行われています。40歳から70歳までの男性を対象とした調査で、どんな病気の人にEDが合併しているかも調べています。それによれば、心臓病患者の39%、糖尿病患者の28%、高血圧症患者の15%EDを併発していることがわかりました。
特に心臓病患者の65%がEDに悩んでいると報告されています。

 

■心の病気と気づきにくいうつ病もある。
うつ病は基本的には精神面に症状の現れる病気ですが、体にも症状が出ることがあります。特に表れやすいのが、頭痛、頭重感、腹痛、便秘、疲れやすい、食欲不振などの症状。うつ病の精神症状に先行してこのような体の症状が出てくることがあるのです。
このような場合、心の病気であることに気づきにくく、体の症状に目が向いてしまいます。そこで、うつ病が体の病気の仮面をかぶっているという意味で、特に『仮面うつ病』と呼ばれることもあります。
EDの症状は現れているのに、勃起機能には異常がなく思い当たる原因もないという場合は、うつ病も疑ってみる必要があるかもしれません。